2015年8月1日土曜日

ジェンダーゼミの活動~シオカラ第2号発行に向けて~

   青野ゼミは,メディア情報文化学科の阿部ゼミと合同で,ほぼ月1回のペースで「ジェンダーゼミ」を開催しています。青野ゼミも阿部ゼミもジェンダーに関する研究をしている人が多く,いったいジェンダーとは何か!という共通のテーマを掘り下げようというわけです。


   ジェンダーは実に社会の問題であるだけに,自分たちが考えていることを社会に発信し,かつ,いろんな人の意見を聞きたいと思っています。そこで,ジン(zine)を発行しようということにしました。これは一種のミニコミ(マスコミの反対語)で,自分の意見を自分のことば(表現手段)で自分の周りの人たちに伝えていくという手法です。

 実は, 阿部先生はお墓の研究者でもあり,Air zineという名前のジンの主催者(http://air-zine.tumblr.com/about/zine)なのです。


  最初は「同性婚」についてディベートを行いました。世界の流れ,宗教的背景,同性愛,結婚制度など,多くの論点が出てきて難しい問題であることがわかりました。そして,ディベートも杓子定規にやると非常に難しいのです。その苦労の成果が,ジェンダーゼミ発行のzineである「シオカラ」創刊号につづられています。創刊号は阿部ゼミに担当していただきました。シオカラという名前の意味はご想像におまかせします。

  第2回目のディベートでは,より根本的な問題として「結婚に賛成か,反対か」というテーマをとりあげました。最近結婚しない人がふえていますが,このゼミでも賛否両論でした。「この人に決めたという決断をくだすのが結婚」,「相手に責任を果たす」,「安定を得る」ために結婚をした方がよいという意見,「結婚すると自由がなくなる」,「家や親族に縛られるのがいやだ」,「人に依存しない人生を送りたい」という反対意見,等々。これをシオカラ第2号にまとめる予定で,青野ゼミが担当します。乞うご期待!!マスコミも興味があるのか,取材に来られました。


  8月末には合宿をします。研究発表,それぞれのゼミ活動,ゼミの今後についての話し合い,中国料理を作って食べることを予定しています。青野ゼミみは中国の留学生が多いのですが,ほぼみんな料理がうまく,自分の意見をよく主張します。そういったところも学び合いです。



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