2015年10月5日月曜日

国際学会に行ってきました


こんにちは。川人です。

10月に入りましたね。大分涼しくなりました。
私は9月29日~10月3日まで国際学会出席のため出張していました。

今回は,APS 2015 という満50周年のオーストラリアの心理学会に参加して来ました。
私にとっては,初オーストラリア!かつ南東部の観光地ゴールドコーストでした。
(ちなみに,次回はメルボルンで開催のようです)


APSのポスター(遠景・・・)

今回は科研のデータ(自己認知の複雑性と知能の関連)を発表しました。
私の自己複雑性に関する抑うつ研究は,大学院修士1年生からもう9年ほど取り組んでおり,これまでに日本心理学会の優秀論文賞など4つの賞を受賞しているのですよ!(ちょっと自慢) 
私のコアとなる研究です。研究内容は,また別の機会にご紹介できましたら!

APSでは,デジタルポスターで発表だったのですが,心理学や行動医学系の国際学会へ参加8年目にして,初めての発表形式でした。
まず,期日までにパワーポイントにナラティブデータ(もちろん英語)を吹き込みます。
(音声を吹き込むためにPC用マイクを購入・・・スカイプに使うか・・・)
動画を3分以内におさめるのが大変で,何度か録音し直しました。
そして,パワーポイントを動画のmp4データで保存して,APSのホームページ上にアップロードしました。
そうすると,YouTubeで発表者のポスターを音声付きで閲覧することができます。

また,発表の時には,自分のポスターがナレーション付きで流れます(発表者はしゃべらなくてOK)。
ポスター再生が終わったら,3分ほどのQ&Aタイムです。
オーストラリア英語が聞き取りにくくて困りましたが,私の自己複雑性介入プログラムの内容へのご質問に答えました。
ハンドアウトや使用した資料を準備しておくと説明しやすいです(英語に翻訳したものがあると楽です)。


デジタルポスターの画面

そして,国際学会と言えば,発表の合間にティータイムやランチタイムがあるのもお決まりです。
無料でバイキング形式のご飯がいただけます。主食からデザート,ティーやコーヒーまで!
ただし,国際学会の参加費は5万円ぐらいするのがザラなので,当然と言えば当然・・・?笑
学生の場合は,もう少しお安く参加できることが多いです。
また,学会によっては,お酒を無料で提供していることもあります(医学系が多いかな?)。


昼食バイキングの様子

お肉は堅めでしたが,美味しかったです。サーモンもジューシーでした!
また,スイカやメロンがあり,果物が豊富でした。
スーパーでもスイカが売られており,スイカ好きの私はついつい購入してしまいました。


肉・魚・野菜・デザート盛りだくさんプレート

その他,学会では,子どもの不安に関する発表や最新のバイオレンスに関する発表を聞きました。


聴衆が集まる前の会場

その後,会場を後にし,近くの公園を通ってホテルへ。
しかし,コンベンションの近くには,公園のある国が多いですね・・・
しばしマイナスイオンに癒される。


公園から見た宿泊ホテル

あっという間に時間は過ぎて,コアラにもカンガルーにも出会わず,帰路に着きました( 一一)

オーストラリア(ゴールドコースト)は初めて行きましたが,とっても素朴な雰囲気で,自然が豊かで,なにより安全でした。人も温かく,大らかな方が多かったです。

ということで,国際学会の報告おしまいです!
しかし,発表形式は日々IT機器と共に進化しますね!
ポスターなどの発表用荷物がなくて楽ですし,例えロスバゲしても発表は安心です 笑

若手研究者対象の国際学会参加補助事業(学会や財団のものなど)もありますので,補助金をもらって,本学の院生さんも国際学会での発表にチャレンジして欲しいですね!
ちょうどICP(国際心理学会)が2016年度は横浜での開催です!ぜひこの機会に!


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